乗鞍ツーリング 2001

8月3日に年休をとって乗鞍ツーリングに行きました。
乗鞍ツーリングは、いつもは夏休みに行っていて、今年の夏休みは前の週だったんだけど、予定していた日の朝の天気が微妙だったので、石田氏と相談してやめちゃいました。
でも、どーしても乗鞍に行きたかったので、急遽年休をとって行くことにしました。
決めたのが8月1日で時間もなかったため、今回はみんなを誘うのをやめました。
前回のツーリングに続き、またソロツーリングです。

朝8時すぎに出発。曇っているけど、今回は年休だから絶対に行くのだ。
今年も東名高速道路の春日井ICから乗り、東海北陸自動車道の郡上八幡ICで降りました。
曇っているため気温はそれほど高くないけど湿度は高く、風通しがいいジャケットで高速を走っていても寒くありませんでした。(走っているうちにだんだんと晴れてきましたしね)
今回は一人なので長良川SAに寄ることもなく、一気に郡上八幡まで行き、さらに一般道で「磨墨の里」までノンストップでした。

磨墨の里

磨墨の里には9時半頃到着。
入り口にはこんな銅像があったりします。

名馬磨墨の像

「名馬磨墨之像」とあります。磨墨って馬のなまえだったのね。

磨墨の里はトイレ休憩だけで、すぐに出発しました。
平日のせせらぎ街道は、いつ走っても気持ちよく、路傍にコスモスなんかが咲いていて「あっ、写真撮っておこうかな」と思うんだけど、ついつい止まれずに走り続けてしまいます。

例によって高山市内を迂回するルートを通り国道158号に合流しましたが、その迂回路でこんな看板を発見。

ハム太郎

うわっ、「とっとこハム太郎」だ。うちの子供がみたら喜びそう・・・
そういえば、昨年はこんな看板でした。

だめだめ

#この画像は昨年撮影したものの、どう使おうか迷っていた物です。
これらの看板は同じ支部が作った物のようですが、来年はどんな看板が出てくるのか楽しみです。

11時45分に乗鞍スカイライン料金所前の駐車場に到着。
日が射しているので思ったほど涼しくないが、風は冷たいのでだんだん体が冷えてくる。
ここからふもとを見ると

麓

晴れているが、山頂方面を見ると

山頂

結構曇っている。
でもあれくらいなら一昨年みたいに「すぐ前が見えない」なんてことはないだろう。
で、料金所を見ると、結構車が並んでいる。

料金所

# 写真を撮る前の方がたくさん並んでました・・・
今出てもすぐに前の車に追いついちゃうから、昼食にしようかな。
今回はひとりだからごく簡単に済ませよう、と思い、レストラン兼土産物屋に入ろうとしたとき、入り口付近でこんな物を発見。

栃の実大福もち

「栃の実大福もち」かぁ。おいしそう・・・・
よし、今日のお昼はこれに決定。大福もちを1個と自販機で買った缶(実際は紙パック)のお茶で昼御飯は終了。
# こんなところにもソロツーリングの影響が出ています。(笑)

昼食(?)後、山頂に向けて出発。
途中2,3台の車に追いついてしまいましたが、今回はいずれもすぐに抜かせてくれました。感謝!
順調にスカイラインを上っていき、駐車場まであと一歩というところで渋滞してました。

渋滞

今日は平日なのに・・・
駐車場が混雑している上に松本方面から上ってきた車と合流するので、余計混むようだ。
でも、こちらはバイクなので車の横をすり抜けていきました。
松本方面からの道との合流地点で交通整理をしていた係員もバイクはすんなり通してくれます。(バイク専用の駐輪場があるからね)
バイクを降りるとさすがに寒い。しかし土産物屋に入り歩いていると汗がにじんでくるんですね。
何度か土産物屋に入ったり出たりしてました。(笑)
天気はと言うと、ガスが出てきたり晴れたりしてました。
ガスが晴れてるときを見計らって写真を撮ってみました。

パノラマ写真

1時過ぎに出発。いつもは同じ道(乗鞍スカイライン)を降りるんですが、今回はソロということもあり松本側(無料)に降りることにします。

分岐の看板

まっすぐ行くと乗鞍スカイライン、右折すると松本方面です。
このときはもう渋滞はなくなってました。12時頃が混んでいるのかなぁ。

松本方面へ曲がってしばらく走ると、道路わきに雪が残ってました。

雪

そこではスキーを楽しむ人たちがいました。

スキーをする人たち

わずかな距離にもかかわらず、ジャンプ台を作ったりして楽しんでました。
私もスキーをたしなみますが、ここまで気合いは入ってません。

さて、この下りの道ですが、基本的に1車線で、車に追いついてしまうとなかなか抜くことができません。

下りの道

でも天気もいいし、景色も結構良かったです。

風景

道を下るにつれ、前に連なる車が増えてきたのでちょっと残念でした。
どっちにしても1車線なので、それほどペースをあげることができなかったけど。

峠道が終わり、土産物屋が立ち並ぶ道を抜けて突き当たった国道158号を右折します。
少し走ると、奈川渡ダム・梓湖に到着。そこの駐車場で少し休憩しました。

梓湖

ちょうど「渇水」が話題になっていた時期で、湖の対面を見てみるとかなり水面が下がっているのがわかります。

梓湖の渇水

雨、最近全然降っていないもんなぁ。
ここの駐車場にはダムの説明をする機械なんかも置いてありました。

ダムの説明

当然、ボタンを押して説明を聞きました。

ここからは県道26号を南下しました。
県道39号との分岐で「境峠」方面に行くか、「野麦峠」方面に行くか迷った末、県道39号の野麦峠を通ることにしました。
このあたりで前方に雷が光っているのを確認しましたが、しばらく走っていると晴れてきました。
県道39号に入ると道幅は1車線となりましたが、小川沿いを走るため気持ちいいです。

峠道に入ってから道路工事をしていたところがあったのですが、そこのヘアピンカーブの出口でリアタイヤがずるっと滑ってしまいました。スピードも低くさほど倒してもいなかったのでちょっと滑るだけですんだけど、いや〜危なかったぁ。
交通整理のおっちゃんが立ってたけどタイヤ滑ったの気づいたかなぁ。

峠のてっぺん付近(と思うんだけどなぁ)にちょっとした見晴らし台みたいなところがあったので、そこにバイクを停めて記念撮影。

野麦峠

ちなみに左側が来た道で、右側がこれから通る道です。
野麦峠に入ってからここまでで、すれ違った車は2,3台、追いついてしまった車は1台もなし!
結局、野麦峠を下りきるまで同じ方向に走っている車は1台も見ませんでした。

野麦峠を下りて国道361号に入り日和田方面に向かいました。
この道は結構走りやすくスピードも乗りがちだったのですが、なにぶん6月に約10年ぶりにスピード違反で捕まってしまい、この日は押さえ気味に走ってました。(涙)
そして開田温泉のあたりで県道20号に入り、国道19号を目指しました。
なんだかんだ言っても、この辺は気持ちよく走っていたので、写真も撮らずに走り続けてしまいました。

国道19号に近づくにつれて、空模様が怪しくなってきました。
そして19号を名古屋方面に曲がってすぐに路面が濡れてきました。
雨はほとんど降ってないのでそのまま走ってましたが、結構近いところで雷が鳴ってます。
# 怖い怖い。 しばらく走っていると、とうとう雨が降り出しました。が、合羽を着るタイミングをはずしてしまい、ようやく道の駅に到着、というところで雨がやんでしまいました。
ここで合羽を着ておけばよかったのですが、めんどくさがりの酒匂はそのまま道の駅を通過してしまうのでした。
ようやく服が乾きかけた時、またもや雨が・・・・
そして合羽を着る場所を見つけることができないまま、渋滞にはまってしまいました。
前方に工事車両がいるらしく、ほとんど動きません。(つらいです)
やっとのことで道の駅「賤母」にたどり着き、雨宿りすることにしました。
「雨、やまないかな」と待ってましたが、一向にやむ気配がありません。
30分くらい待ってましたが、あきらめて合羽を着て走ることにしました。
しか〜し、合羽はバイクのシートの下にあり、取りに行くだけでかなり濡れてしまいます。
そこで道の駅のおねーさんに「傘貸してくれませんかぁ」とお願いしてビニール傘を借り、無事に合羽を取ってくることができました。
おねーさん、ありがとう!!
実はタンクバックに折り畳み傘が入ってたりするんですが、使っちゃうとあとが面倒なので、あくまで「緊急用」ということで・・・・

ようやく濡れずに走れる、と走り出すと、じきに小雨になってしまいました。ちょっと悔しい。
中津川で中央自動車道に入るか、一般道で帰るか、ちょっと迷いました。
というのは、ガソリンの残量が微妙だったから。
この日は最初から乗鞍からの帰りは松本方面に下りようと思っていて、そちらのガソリンスタンドの位置がわからなかったので、乗鞍手前で早めに給油したのでした。
そのため、中津川の時点でいつもだったら給油している走行距離を越えてしまってました。
とはいえリザーブにはまだなってないしなんとかなるさ、と結局高速に乗りました。
# ゴー・ストップがない方が燃費いいし。
でもほとんど80km/hで巡航してました。K察も怖かったし。

さて天気の方はだんだん良くなってきて、春日井に戻る頃には日も射してました。
春日井ICを下りて自宅近くのガソリンスタンドで給油する際、スタンドの人に「雨降ってました?」と聞かれちゃいました。

給油して自宅に戻ったのは7時15分頃。
全走行距離は456km、平均燃費は18.2km/lでした。

# 最後のほうは雨のために全く写真を撮れませんでした。

追伸:ツーリングから1ヶ月経過しているので、細かいことはだいぶ忘れてました。
   メモとっといてよかった。


[戻る]

[トップページへ]