香嵐渓ツーリング (2004/11/28)
ずーっと香嵐渓に行ってないから今年は行きたいなぁ、と思いつつも、仕事が忙しく休みを取ってのツーリングは無理っぽい。
ということで、今年は日曜日に行くことにしました。
この時期の香嵐渓はとても混んで、平日でも道路が渋滞するので、日曜日に行くのは無謀かなとも思いましたが、豊田市側からではなく稲武町側からなら何とかなるんじゃないか、ということで、いつものルートで行くことにしました。
前回のツーリングで一緒に行ったかおりさん(実名)を誘いましたが他に用事がある、とのことで、今回はソロツーリングです。
# 吉田氏(実名)は店があるし。
8時半に自宅を出発。
県道508号を北上し、内津峠の手前で国道19号に合流する。
とりあえず、「鬼岩ドライブイン」を目指す。
今日は一人だから、「鬼岩ドライブイン」に行く必要もないのだが、なんとなく「香嵐渓は鬼岩から」というイメージができあがっているし、山間の道に入るとなかなかトイレを見つけることができないので、ここでトイレに行っておくためだ。
国道19号から国道21号に入り、しばらく走ると「道の駅『志野・織部』まで○km」という看板が。
「あれ?鬼岩ドライブインが道の駅に変わったのか?」と思ったが、道の駅があったのは鬼岩の少し手前だった。
なので、予定通り鬼岩に。
鬼岩ドライブインは相変わらず少しひなびた感じだった。(失礼)
車はそこそこ停まっているんだけど、人がほとんどいない・・・
この日1枚目の写真はここで・・・と。
ここは写真だけ撮ってすぐに出発。
トイレはさっきの道の駅ですますことにしよう。
道の駅はできたばかりらしく、駐車場には何人かの警備員がいて車を誘導してる。
今回はトイレに立ち寄っただけだが、今度来る時はこの「陶遊館」にも入ってみよう。
道の駅を出て、再び国道19号に合流し、瑞浪で県道20号に入る。
JHの工事車両のすぐ後ろについてしまい、しばらくゆっくり走らざるをえなかったが、隙をついてパス。
県道20号から国道363号に入って明智町で県道11号を南下する。
明智町役場のあたりで見えた少し離れた山の紅葉がとてもきれいだ。
また、県道11号は明智川沿いに走っているが、川の対岸の紅葉も見事だった。
今回も矢作ダムに寄り道することにしたが、ダムに登る道沿いも紅葉がきれいだった。
この時期は、普通に山道を走るだけでも紅葉を堪能できるのでうれしい。
そしてダムに到着。
このときダムでは放水中だった。
豪快ですね〜。
ここはやはり休憩スポットになっていて、ツーリングの人たちもたくさんいる。
一番後ろのバイクが私のだが、他のは全部同じグループのようだった。
こんなに大人数でのツーリングは、ここ10年以上ないなぁ。
# みんな次々とバイク降りちゃってるから・・・(笑)
いつものようにダムの上を通り、反対側の道を降りることにする。
すると、すぐのコーナーにグルーブと凹凸が・・・
特に凹凸は結構な段差があり、普通の速度でも結構怖い。
これはちょっとやりすぎでしょ。
ただ、この凹凸は最初のコーナーだけで、あとはなかったけどね。
この下りの道は対向車はまったくいなかったが、落ち葉がかなり落ちていて、怖くて速度をあげることができない。
しばらく走ると、突然「通行止め」の看板が。
そういえば、ダムの所に何か書いてあったような・・・・
# ちゃんと確認しろよ。> 自分
道理で対向車が1台もいないし、道路に落ち葉も多いわけだ。
通行止めの手前の分かれ道で旭高原元気村の方には行けるようで、そのまま通り抜けることもできそうだが、地図で見るとかなり道が細そうだ。
はまりたくないので、来た道を戻ることにする。
再びダムの上を通り、最初に登ってきた道を下り県道11号に戻る。
県道11号から県道19号に入るところで、地図を確認していたら、後ろからきたミニバンに抜かれた。
「しまった」と思ったが、時既に遅し。
この後、分かれ道で別れるまでの5kmほど、このミニバンの後をついて走る羽目になってしまった。
道が細く基本的にパッシングポイントはないし、このミニバンは抜かさせる気は全くないようだし。
そして国道153号に合流。
「今日は日曜だから153号から渋滞だろうか?」と心配だったが、その心配は無用だった。
道はがらがらで拍子抜けしてしまった。
あとはどこまで渋滞無しで行けるかだが、国道420号との合流地点手前でとうとう渋滞になってしまった。
とはいえ、残り数百メートルなので、全く問題ではない。
むしろ今回の選択は成功と言える。
実際、いつもバイクを停めていた足助大橋の手前まで10分ほどしかかからなかった。
ただ、その場所には警備員が立っていて、とても停められそうにはなかった。
# やはり日曜だからか?
しかたがないので、その警備員に「駐車できるところある?」と聞いたところ、「バイクならメインの駐車場に停めることができると思うよ」とのこと。
いつも「満車」の表示が出ているので歩道に停めていたのだが、停められるなら、安心できるこっちの方がいいや。
駐車料金も、バイクは300円でたいしたことはない。(普通車は800円)
バイクを停めて、まず駐車場から山を撮影。
さすが香嵐渓。
赤、黄色、緑のコントラストがすばらしい。
待月橋に着くとそこはすごい人、人、人・・・
警備員が左側通行を指示しているくらいだ。
足助屋敷手前の広場に着くと、猿回しを見ている人だかり。
人が多すぎて少しも見ることができない。
まぁ見る気もないが。
一方、その人だかりの横に長蛇の列がある。
何の行列だろう、とたどってみると、そこには「zizi工房」があった。
このzizi工房、ネットで香嵐渓の様子を調べていたときに「フランクフルトがおいしい」と評判だったので、今回是非食べたい、と思っていた。
今日は一人なので、気兼ねなく待つことができる。
とりあえず最後尾に並ぶが、ここからはzizi工房は見えない。
列の動きはすごく遅い。
一人なので話し相手がいないのはちょっとつらかったが、前の夫婦、後ろのカップルの会話を聞きながら少しずつ進む。
また、列に並んだ状態で、周りの紅葉を撮影したりもした。
モミジは今が見頃だが、銀杏は半分くらい散っていてちょっと遅かったようだ。
ようやく店の前まで来た。
せっかくなので、店のおばちゃんを撮ってみる。
# 勝手に撮影してごめんなさい。> おばちゃん
ようやく自分の番になったが、ここまで来るのに50分以上かかった。
# 道路の渋滞の方がよっぽど短かったなぁ。
そしてフランクフルトを3本注文する。
# 食べ過ぎ?
# でも1本200円なので、3本頼んでもたった600円なんだよね。
代金を払い、袋に入れてもらうようにおにいちゃんに頼んだが、このおにいちゃん、なんと4本目を袋に入れようとするではないか。
さすがに4本はいらないので、正直に(?)「3本しか頼んでいませんよ」と言ってあげた。
河原に降りてやっと今日の昼食だ。
今日の昼食はこのフランクフルト3本。以上。
食べた後、腹ごなしに散歩する。
今まで奥の方に行ったことがなかったが、今回、行ってみることにした。
しばらく歩くと、薫楓橋という吊り橋が見えてきた。
近くまで来ると注意書きが目に入る。
しかし・・・
確実に橋の上には20人以上いる。(笑)
自分も橋を渡ってみたが、この吊り橋は結構横揺れするので、思ったより怖かった。
そして紅葉を撮影しながら、駐車場に戻る。
ちょっと上の方から見る待月橋も良い雰囲気を醸し出している。
14時、香嵐渓を出発する。
国道153号を豊田市方面に向かうが、いきなり渋滞。
と言っても追分の交差点までの1kmくらいだったけど。
その後は順調に走行できたが、対向車線は相変わらずひどい渋滞だ。
「稲武方面に回ればいいのに」と思いながらも、「みんな稲武方面に回ると、自分も渋滞にはまっちゃうから、みんなは来ないでね」とも思う。
自分勝手なやつである。> 自分
いつもは猿投グリーンロードに乗るのだが、その入り口を通りすぎて矢作川沿いの県道355号を北上する。
この道は1車線と2車線が交互に現れるのでペースをあげることはできないが、「田舎道」の雰囲気がとても良い。
途中で県道350号に入って国道419号に向かうのだが、県道350号への分かれ道がわからなくて、しばらく直進してしまった。
# 行き過ぎたことに気づいて戻ったときも、この分岐で良いのか自信がなかった。
自信がないまま走っていると、国道っぽい道との交差点にぶちあたる。
交差点の看板には「迫八反田」と書いてあるが、地図を見ると「藤原迫」と書いてある。
ここはどこなんだろう。とても不安だ。
後日、別の地図を見ると「藤岡迫」とあり、ネット上の地図では「迫八反田」となっていた。
割と最近変わったんだろうか?
そして国道419号を北上し、勘違いして県道33号に左折してしまった。
間違いに気づきUターンして再び国道419号に戻る。
# 今回は無駄な動きが多いなぁ。
しばらく走ると、右手に鮮やかな紅葉が。
引き寄せられるように入っていくと、そこは松月寺というお寺だった。
駐車場からは、モミジと四季桜を一緒に見ることができ、それはすばらしい光景だった。
モミジの木の下まで行くと、そのモミジの葉は黄色から赤のグラデーションとなっていて、単純にモミジの美しさで言えば、(少なくともこの日は)香嵐渓より上ではなかろうか。
この日一番の収穫は、このモミジだろうな。
松月寺を出発して、国道419号から県道19号を通り国道363号に入る。
前は国道419号をもっと北上してから国道363号に入ったが、今回はショートカットしちゃった。
県道19号は広い道と狭い道が交互に現れるが、交通量が少なく走りやすい。
国道363号に入ってからは、前走車が遅く、峠のほとんどがその車の後ろになってしったが、最後の方でやっと抜かせてくれた。
# もっと早く抜かせて欲しかったけど。
そこからはいつも通り、国道248号から愛岐道路を通って自宅に帰る。
愛岐道路も所々紅葉しており、川沿いということもあり、結構な風景である。
最後にガソリンスタンドにより、給油してから16時半頃帰宅。
走行距離 204km、平均燃費 17.4km/lだった。
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