妻籠方面ツーリング Part2(2004/10/28)
10月中旬の土曜日に出張に行ったため、代休をとってツーリングに行くことにした。
メンバーは、前回ドタキャンされた「友人のおくさん」のかおりさん(実名)と友人の先輩(酒匂と同い年らしい)の吉田氏(実名)と酒匂の3名。
ちなみに吉田氏(実名)は某飲食チェーン店の新舞子店の店長で、その前は自衛隊員だったそうだ。
今回は吉田氏(実名)のお店の定休日に合わせて代休を申請したが、一時期は降水確率が30%まで上がりちょっと心配だった。
しかし、どうやら酒匂は「晴れ男」らしく、いつの間にか降水確率は0%に。
実はかおりさん(実名)が「雨女」とのことで、ツーリングではしょっちゅう降られているそうな。
今回は酒匂の晴れ男パワーの方が上回っていたようだ。
今回の集合場所は大府市共和駅そばの友人の事務所。
友人はミッフィーグッズ通販会社の社長だ。
かおりさん(実名)は結構頻繁にバイクに乗っていたそうだが、あまり長距離は走らず「高速道路に一人で乗りたくない」という人だし、吉田さんは以前バイクに乗っていたが、一度降りてしまい最近また乗り始めたが、今のバイクでは高速道路を走ったことがない、とのことだったので、今回は友人の事務所が集合場所になったのだ。
集合時間は10時。
酒匂のツーリングにしてはかなり遅めだが、吉田氏(実名)の店の閉店時間は23時で、早い時間はつらいとのことでこの時間に決定した。
友人の事務所までは一般道を使う。
東名春日井ICから、名古屋ICを経由し東名阪自動車道、名古屋高速を乗り継げば事務所のそばまで高速で行くことができるようだが、お金がかかりすぎるので却下。
8時半前に自宅を出発。
通勤時間帯のため、ところどころで流れが悪く、すり抜けを多用せざるを得なかった。
実は前日の通勤時に、信号待ちの車の間をゆっくりすり抜けていたら、急にタクシーのドアが開きひやっとした事もあり、あまりすり抜けしたくなかったんだけどね。
# タクシーの運ちゃんは「痰をはく」ためにドアを開けたようだ。
# ほぼ真横に来たときにドアを開けられたため、ブレーキも全く意味がなく、もう少しタクシーとの距離がなかったらぶつかっていただろう。
# タクシーの横でエンジンを軽くひと吹かしするまで運ちゃんは気づかなかったけど、あなたプロでしょ?
共和駅近くで給油してから事務所についたのは9時45分。
友人は事務所にいたが、かおりさん(実名)はまだ来ていなかった。
事前に聞いていたが「重役出勤」のようだ。
# かおりさん(実名)もこの事務所で働いている。
彼が友人の海坊主氏(実名・・・嘘)である。
以前同じ職場で働いていたが、脱サラして頑張っているのだ。
ほどなく、かおりさん(実名)が到着。続いて吉田氏(実名)も。
かおりさん(実名)はホーネット250、吉田氏(実名)はBAJAが愛車だ。
全員揃ったところで今日のツーリングについてちょっとミーティング。
事前に「行き先は前回酒匂が通ったルートで妻籠方面へ」と伝えてあったが、二人とも中央自動車道で行くと思っていたらしい。
酒匂がそんなに単調なルートを選ぶはずないのに。(と、以前一緒に走っていた石田氏(実名)なら思うだろうな)
ということで、今回も「豊川ICから国道151号を北上」するルートだが、ここ(共和駅付近)から豊田ICに向かうことにする。
10時過ぎに出発し、国道23号、国道155を通って豊田ICに到着。
高速道路は吉田氏(実名)のペースで走るために先頭で走ってもらう。
吉田氏(実名)は80〜90km/hで走っている。
オフロードバイクは風の抵抗が大きいから大変だろうな。
平日のため、トラックが結構多いが、順調に流れている。
11時20分頃、赤塚PAに到着。
で、恒例のおいなりさんの撮影。
# 今回、ほとんど写真を撮っていないので、こんな写真でも貴重だ。(笑)
10分ほど休憩してから出発。
豊川ICを降りてからは酒匂が先頭で走り、道案内する。
国道151号はそれなりに車が走っていたが、国道257号に入ってからは他の車はほとんどいなくなった。
BAJAに合わせたペースで走っているため、いつもより少しゆっくり目だ。
そのため、前の車にも追いつきにくいのだろう。
それでも1台、トレーラーに追いついてしまった。
このトレーラー、ブレーキ音がやたら大きくて迫力がある。
5分くらい後ろをついて走っていたが、信号が赤になったところでトレーラーは前に行ってしまった。
ここからはかおりさん(実名)に先に走ってもらう。
今回のツーリングの主目的は「かおりさん(実名)の峠道を走る練習」だったので、後ろから走り方を見るためだ。
「少しインにつくのが早いなぁ」と思っていると、あっという間にさっきのトレーラーに追いついた。
道は2車線とはいえ、あまり広いわけでもないので、「このままついて行かなきゃならないのかなぁ」と思っていたら、そのトレーラーはちょっとしたスペースに寄って、我々を先に行かせてくれるではないか。
「ありがとう」と感謝しつつ加速して、トレーラーを抜いたところですぐにブレーキング、そして左のヘアピン。
# この日、このコーナーが一番気持ちよかった。
その後は前車に追いつくことなく快適に走ることができ、「道の駅アグリステーションなぐら」に到着。
今日は天気はいいが、風がかなり冷たかったので、道の駅に着いたときはみんな体が冷えていた。
時刻も1時近かったので、ここで昼食を取ることにした。
酒匂が食べたのは「五平餅定食」というもので、五平餅2本(えごまダレとピーナッツダレ)とうどんのセットだ。(蕎麦のセットもある)
やっぱり誰かと一緒だとまともな食事になる。(笑)
食べ終わってから気が付いた。「五平餅定食の写真を撮り忘れた」
走りながらはさすがに写真を撮れないので、こういうところで撮るしかないのに・・・
気を取り直して、出発しようと外に出るとかなり寒い。
バイクの所に戻ると、出発準備をしている浜松ナンバーのバイクの人がいた。
行った先は聞いていないが、今日はもう帰るだけ、らしい。
こちらはこれから目的地に向かうところだが、時刻は既に2時で、前回のツーリング時より約2時間半も遅い時間だ。
寒さ対策にインナーや冬用グローブも持ってきているが、とりあえず次の休憩場所までこのままで行くことにして、道の駅を出発。
吉田氏(実名)が、「走行中の振動で手がかなりしびれるし、寒さもきつい」ということで、60〜70km/hをキープして走る。
相変わらず他の車はほとんどいない。
飛ばしたくなる衝動を抑えつつ、かおりさんに「走行ライン」を見せながら走る。
ペースは速くないものの、これって結構自分の練習にもなるかも。
40分ほどで「道の駅 信州平谷」に到着。
やっぱり寒いので、ここでインナーを着て、グローブも冬用に交換。
これでかなり楽になった。
我々が服を重ね着しているときに、隣接する温泉「ひまわりの湯」から出てきたおばちゃんに話しかけられた。
かおりさんのバイクを見ながら、「私ももう少し若かったら乗りたいんだけど・・・」と言っていた。
バイクの免許は持っているそうだ。
今は女の子でも結構バイクに乗っているけど、おばちゃんの若い頃は珍しかったのでは?(失礼!!)
かおりさんを見て、「乗りたい」気持ちを思い出したんだろうか?
3台とも給油して出発。
次は妻籠までノンストップだ。
出発してすぐに前の車に追いついてしまったが、今回はペースを落としているので、さほど気にならない。
ただ、一部区間で、コーナーに縦溝(スピードを落とさせる目的でしょうね)が付けられていたのがちょっと残念。
国道153号から国道256号に入ってしばらくすると、前に車がいなくなってしまい、とっても気持ちよく走ることができた。
清内路トンネルを抜け、下りのつづら折りの途中で前を走るバスに追いついてしまったが、今回は抜く気がないので、車間をキープしつつ、コーナーを丁寧に走ることにした。
そのバスは妻籠の駐車場に入っていったが、このとき既に4時を過ぎていたため、妻籠はパスすることにした。
時間があれば、雄滝・雌滝も見に行こうと思っていたが、かおりさん(実名)、吉田氏(実名)の2人がかなり疲労しているようなので、これもやめて「道の駅 賤母」で休憩することにし、4時20分頃に着いた。
酒匂は、「道の駅 信州平谷」で着たインナーと冬用グローブのおかげで「肌寒い」程度だったが、2人はかなり寒かったようだ。
# それなりに重ね着したみたいだったけど。
さぁ休憩、と休憩所に行くと、休憩所や土産物屋が閉まっていて中に入れない。
これは大きな誤算だった。
屋外で缶コーヒーをすするだけの休憩しかできなかった。
コーヒーを飲みながら、吉田氏(実名)に「酒匂のツーリングはいつもこんな感じ(山道メインで観光少な目)だ」と話したら、「ハードですね」と返ってきた。
石田氏(実名)と走っていた時はこんなツーリングばかりだったので何とも思わなかったが、酒匂のツーリングってハードなの?
さて出発しようとバイクを停めたところに戻ると、「げ、バイクが無茶苦茶増えてる」
着いたときは我々3台だけだったのが、10台くらい停まっていた。
# あ〜、写真撮っておけば良かった。
そのバイク集団のうちの2人が戻ってきたので少し話をした。
彼らは岐阜の人で、この日はおんたけに行きロープウェイに乗るつもりだったが運休だったとのこと。
こういう事は、ソロだとかなりへこむけど、大人数だとそれもまた良い思い出になるかも。
彼らにあいさつをして道の駅を出発。
日も落ちてかなり暗くなっている。
吉田氏(実名)から「寒くなってきたので連続運転は1時間以内にして欲しい」とのリクエストがある。
確か恵那のあたりにオートレストランがあったよなぁ。あそこまでどれくらいの時間で行けたっけ?
と走っていたら、そのオートレストランに到着。
賤母を出てから約50分。吉田氏(実名)の希望に添うことができてよかった。
ここで「これからどのように帰るか」と「今日の夕食をどうするか」を相談した。
# いくらなんでもこんなところで食べたくないし。
まず帰り道は、「吉田氏(実名)のバイクではあまりスピードを出せないのでこのまま国道19号を走る」という選択肢もあったが、時間がかかるのと、一般道とはいえ結構はペースで流れていて、ゆっくり目に走ろうとすると後続車に迷惑がかかりそうなので、高速道路で帰ることにした。
# とりあえず高速道路は片側2車線あるし。
となると、酒匂は春日井ICで降りることになるが、恵那から春日井まではパーキングエリアしかなく、まともに食べる事ができる店は期待できない。
そこであとの2人には寄り道となるが、春日井ICで降りて夕食を食べてから解散することにした。
恵那ICはもう通り過ぎていたので、瑞浪ICから中央自動車道に乗る。
BAJAのペースに合わせて70〜80km/hで走行車線を走っていたが、他の車が追い越し車線を勢いよく走り去っていき、とても怖い。
普段は車と同じくらいのスピードで走るため感じたことがなかったが、80km/hで走るというのはこんなに怖いものだったんだぁ。
# 中央自動車道の制限速度は80km/hなんですけど・・・
なんとか春日井ICまでたどり着き、夕食は酒匂の自宅近く(徒歩5分)の洋食屋で食べることにした。
暖かい店内で夕食を食べ、やっと人心地がついたところで、かおりさん(実名)が一言。
「洋食屋って酒匂さんのイメージに合わない」
酒匂のイメージって何?(涙)
そりゃ、ラーメンにしようかとも思ったけどさ、昼食に麺類が入っていたからやめたんだよ。
この店を出たのは8時20分。
店に着いたのは7時だから、1時間20分もいたことになる。
ここからは、かおりさん(実名)は大府、吉田氏(実名)は新舞子に帰るのだが、春日井ICから小牧を経由して名古屋高速に乗ると料金が半端じゃないので、名古屋高速の楠ICまで送ることにした。
# 楠から大高までの料金だけでも高いのに小牧・楠間は別料金というのが腹が立つ!!
楠で2人と別れて、酒匂はUターンで家路につく。
最後に給油してから9時20分頃帰宅。
走行距離361km、平均燃費(共和駅前で給油してから帰宅まで)18.8km/lでした。
今回は、「会社からの電話」が1回もかかってこなかったので、とても平和なツーリングでした。
追伸
今回のツーリングは少しハードだったかもしれませんが、また一緒に走ってくださいね。> かおりさん、吉田さん
今回のツーリングレポートは写真がほとんどなく、ルートが前回とほぼ同じということで道のレポートもほとんどなかったので、ただの日記になっちゃいました。(笑)
でも、いままでのがちゃんとしたレポートか、と言うと・・・ただの絵日記ですね。
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