香嵐渓ツーリング (2007/12/2)
12月2日、朝起きたら雨が降っていた。
前の週に家族で香嵐渓に行ったが、もう少しで紅葉のピークと言う感じだったので、ツーリングを兼ねて再度香嵐渓に行こうと思っていたのだが、これはどうしようか。
天気予報では、雨が降るなんて言っていなかったのに、なんで?(私は晴れ男のはずなのに・・・)
半ばあきらめて、ゆっくりしていると、雨があがり、青空が見えてきた。
西の空を見ても晴れており、これ以上は降りそうになかったので、やっぱり行くことにした。
9時25分に家を出発する。
本当はもっと早く出かけるつもりだったが、こんな時間になってしまった。
路面はまだ濡れているが、乾くまで待っていたら昼になってしまう。
朝方曇っていて比較的暖かかったため、今日の装備は、下半身はいつも通り皮パンだが、上半身はTシャツ+薄い長袖シャツ+革ジャンという、12月にしてはかなり薄手の格好にした。
一応セーターを持っていくが、それを着た状態だと、香嵐渓で歩き回ると汗をかくのが目に見えている。
香嵐渓までの道は、いつもの通りだ。
まず、愛岐道路で多治見まで出る。
この道沿いの風景は、いつ見てもすばらしい。
道が曲がりくねっているため、じっくり見ることはできないが、紅葉が川に映り込んでいたりしていた。
すぐ後に車が張り付いていたので、残念ながら写真は撮ってない。
多治見からは県道66号で瑞浪方面に向かう。
多治見市街を抜ける頃、道路が全く濡れていないのに気がついた。
どうやら、雨が降っていたのは自宅近辺だけだったようだ。
途中の「道の駅 どんぶり会館」でトイレ休憩を取る。
以前のツーリング時には知らなかったのだが、この道の駅は、屋上が展望台のようになっていて、見晴らしがいいのだ。
手前の池、その向こうの橋、山の紅葉、が一望できる光景だ。
10時半すぎにどんぶり会館を出発。
写真撮影もしていたので、どんぶり会館には20分ほど滞在したことになる。
県道20号から国道363号に入る。
このあたりまで来ると、信号で止まることが少なくなり、ほとんど走りっぱなしなので、少し寒くなってきた。
でも、まだ耐えられないほどではないので、そのまま走る。
# わざわざ停まってまでセーターを着るのが面倒だっただけだが。
明知から県道11号を南下する途中、川沿いに紅葉がきれいなところがあったので、止まって写真を撮る。
そして、今来た道の方を振り返ると、分かれ道があり、そこに一際鮮やかなかえでを発見。
右の道は今来た道で、左の道を指す看板には「下ヶ渕かえで」と書いてあるが、その左の道はチェーンが張られていて、進むことはできない。
とりあえずチェーンの所まで歩いていき、鮮やかなかえでを撮影。
さて、次は矢作ダムを目指す。
ちょっと走ると、コーナーの所に1本だけみごとに紅葉している木があったので、思わず止まって撮影した。
思い切り逆光で、うまく撮ることができなかった。(涙)
再び走り出すと、すぐに矢作ダムへの分岐点があったのだが、久々だったのでそのまままっすぐ走ってしまった。
# つまり道を間違えた。
しばらく走ってから間違いに気づき、一瞬、「今日は矢作ダムをパスして、このまま香嵐渓に向かおうか」と思ったが、やっぱり引き返して矢作ダムに行くことにした。
この判断は正解だった。
矢作ダムへ登る道の途中、すばらしい紅葉があったのだ。
道の縁にバイクを停めて、その風景を撮影する。
それほど広い道ではないので、4輪だったら「道に停めて撮影」なんてできなかっただろうな。
写真を撮った後、矢作ダムまで走り、トイレ休憩。
ここでふと見ると、ちょっと上流側にとても鮮やかな木が見える。
近くまで行ってみると、さらにすばらしい。
しばし休憩した後、ダムを渡り、対岸を・・・と思ったら、「通行止め」の看板を見つけた。
以前もこんな事があり、その時は看板に気づかず、実際に通行止めの箇所まで行ってから気づいたのだが、今回は先に看板を見つけた分、進歩したと言えよう。(そんな大層なものか?)
そして、いよいよ香嵐渓に向かう。
国道153号に出て、国道420号との合流地点手前までは順調に進む。
相変わらず、このあたりからは渋滞となるが、西側から向かうよりはずいぶんましである。(はずだ)
12:40頃、国道を左折し宮町駐車場の入り口まで来たが、さぁ入ろうとウィンカーを出すと、係員が「まっすぐ行け」と旗を振っている。
パッと見、いつも停める所にはバイクは停まっていなかったように見えたが、しかたなくそのまま坂を上り、薫楓橋のそばの駐車場に停めることになった。
国道153号から駐車場までの道も紅葉が綺麗で、風が吹くと、葉っぱが雨のように降ってくる。
バイクを停めたとき、キーシリンダーの横には降ってきた落ち葉が残っていた。
いや〜風流風流。
しかし、ここの駐車場でのバイクの扱いは、いかにもおまけ、という感じである。
駐輪場にある、いかにもとってつけたような看板がそれを物語っている。
下も舗装されておらず、固められた砂利のような感じだった。
サイドスタンドが沈むのが怖かったので、近くに落ちていたゴムサンダルをスタンドの下に敷いてやっと安心。
薫楓橋を渡り、国道153号方面に向かって歩く。
先週と比べて、全体的には紅葉が進んだ感じだが、よく見ると、散り始めている木もたくさんある。
ピークを少し過ぎた、といったところか。
そして、今回は香積寺に寄ってみた。
今まで何回か香嵐渓に来ているが、香積寺に寄るのは初めてだ。
しかし、これが思いのほか良かった。
本堂の横に飯盛山の山頂までの道があり、これを少し登って振り返ると、本堂がまたいい感じ。
道の途中には、お墓やら十六羅漢やらがあり、結構飽きずに歩くことができる。
途中まで登ったんだけど、時間もかかりそうだから途中で引き返してしまいました。(^o^)
香積寺から降りてきてからも、所々でパシャパシャ撮ってたら、小学生くらいの女の子に「カメラマンですよね?」と声をかけられた。
「普通の人だよ」と答えておいたが、デジタル一眼レフで同じ場所をずっと撮っている姿は、小学生から見るとちょっと変だったかもしれない。
そうこうしている内に、15時近くになってしまったので、そろそろ帰ろう。
これからは寒くなるだろうから、セーターを着ることにした。
国道153号から駐車場に登ってきた道は、一方通行のため、通ることができず、さらに上流に向かいぐるっと遠回りして、国道420号から国道153号に合流する道しかない。
国道420号と国道153号の合流地点と言えば、いつも混んでいる場所なので、嫌な予感がしたが、案の定、国道153号と合流する手前で渋滞にはまってしまった。
渋滞にはまってから10分以上かかって、ようやく国道153号に入ることができたが、猿投グリーンロード経由で帰ろうしたので、ここからも渋滞がしばらく続くのであった。
次回からは、上の駐車場に行くよう指示されたら、その場で引き返して、道向かいの駐車場に停めた方がよさそうだ。
力石から猿投グリーンロードに乗り、中山ICで降りて、豊田藤岡ICから東海環状自動車道に入る。
両サイドに見える山々も一面に紅葉している。(時速100km+αで走っているため、ゆっくり見ることはできないけど)
あっという間に土岐南多治見ICに到着。
ここから国道19号に出て、春日井方向に向かう。
しかし、すぐに渋滞に捕まった。これは予想外だ。
始めは「国道19号で自宅近くまで帰るか」と思っていたけど、こんなに渋滞しているんじゃなぁ。
と言うことで、早々に国道19号をそれて、愛岐道路に向かった。
ここからはいつもの帰り道だ。
自宅近くのGSで給油の後、17時過ぎに自宅に到着。
走行距離 167km、平均燃費 16.6km/l でした。
# それにしても、ガソリンの値段あがったなぁ。
# 前の週に入れたときから1リットルあたり8円もあがっていた。
今回香嵐渓で撮った写真は、またブログにアップしてあります。
12/3に、2回に分けてアップしてますので、よろしければご覧下さい。
ブログは、「酒匂家の謎」のトップページからたどってくださいね。
[戻る]
[トップページへ]