御嶽山ツーリング (2009/7/23)

もう長い間ツーリングらしいツーリングに行っていない。
行こうとしたことは何度もあったのだが、当日の天気が悪かったり、急に用事ができたりで行けなかったのだ。
今年のゴールデンウィークも、「今回はどこか1日ツーリングにいくぞ」と思っていたのだが、前半は家族が風邪でほとんど外出できず、後半は前半に予定していた用事をしたり、天気が悪かったりで、結局行けずじまい。
そして私の会社の夏休みであるこの週、今回こそどこかに行こうとは思ったものの、細かいものを含めて、ほとんど毎日用事があり、空いているのは7/23だけだった。
この日の天気が悪ければ、またツーリングはお預けだったが、天気予報では何とかなりそうだったので、1年半ぶりにツーリングに行くことになった。

さて、行き先はどこにしようか。
やはり涼しいところに行きたいので、山方面にしよう。
以前、毎年のように行っていた乗鞍は、遠いし、一番おいしい乗鞍スカイラインを走れないのでパス。
スキーで行ったことがあるおんたけ方面はどうだろう。
地図やネットで調べると、おんたけスキー場のさらに奥にある「田の原天然公園」までバイクで行けそうなので行き先はここに決定。

7/23当日、天気予報を見ると、岐阜や長野は午後の降水確率が少し高くなっているが、かと言って、今回を見送ると次はいつになるかわからないので、ええい、行ってしまえ。
今回もデジタル一眼レフを持っていくため、通常のタンクバッグの他に、カメラ機材を入れるワンショルダーリュックもある。
最初は、タンデムシートにゴムネットで固定しようと思っていたが、昨年交換したシートの皮が結構すべりがよく、いまいち安定して固定できない。
しかたないのでしょって行くことにした。
(乗っている間、リュックの重量がほとんどタンデムシートにかかるようにしたので、重くて辛い、ということはなかったけど。)

8:10頃、自宅を出発する。
東の空は、

東の空

こんな感じで怪しげな曇り空だが、西の空は、

西の空

青空が広がっているので、何とかなりそうな気がする。

まずGSでガソリンを満タンにし、それから、春日井ICから高速道路に乗り、中津川ICを目指す。
高速道路は特に渋滞もなく、100km/h+αで順調に走る。(あれ?中央自動車道は80km/h制限だったっけ?)

中津川ICで降りて、国道19号を北上し、「ドライブイン元越」で最初の休憩を取る。

ドライブイン元越

このドライブインは、スキーに行くときは必ず立ち寄るところだが、かなり寂れた感じになっている。
敷地内にコンビニもあるので、客を取られてしまっているのだろう。

トイレだけ済ませて、元越を出発する。
しばらく国道19号を走るのだが、信号も少なく、渋滞もないため、順調に走行できたのだが、前の車について走るとかなり単調で、眠くなってくる。
眠気を我慢して元橋の交差点で左折し、数キロのところにある「道の駅三岳」で2度目のトイレ休憩。

道の駅三岳

走っている間は暑くもなく寒くもなくといった感じだったが、ここについたときは日差しも強く、とても暑い。
# 涼みに行くんだから、これくらいでなきゃ。

「道の駅三岳」を出ると、だんだん山道になってくる。
道の脇には、こんな看板が出ている。

サル看板

看板はひとつやふたつではなかったが、そんなにサルが出るのだろうか?

道自体はほとんど2車線で、とても走りやすいワインディングロードだ。
路面もそれほどでこぼこしてなくて、流して走るには十分だ。
# 最近は乗る機会が減ったのと、カメラ機材を背負っているのとで、攻めた走りをする気にはなりません。
# 「歳のせい」とも言う。
ただ、ここのところ雨の日も多かったせいか、ところどころ、道を横切って水が流れている。

この日は平日で、車の通行量が少なかったこともあるが、ほとんどの車が道を譲ってくれたので、とても気分良く走ることができた。
# RX-8が道を譲ってくれたのには少々びっくり。

おんたけスキー場を越えると、道がちょっと荒れ始めた。
つづら折りのヘアピンの直前とかに路面補修のでこぼこがあったりするので、ちょっと気を遣う。
所々ガードレールがへこんでいるのが気になる。

ガードレール

この写真よりはるかにぼこぼこで、ガードレールがなかったら・・・という所も何カ所かあった。(怖っ)

登るにつれて、雲がだんだん多くなってくる。
こりゃ、良い景色は望めそうにないな。(涙)

11:15 田の原天然公園駐車場に到着。
思ったより涼しくないな。
# 以前よく行った乗鞍の記憶が強く残っていたので・・・

三岳山登山道入り口

後に見えるのは、三岳山の登山道入り口だが、今回はこっちには行かず、御嶽山登山道の方に行く。

御嶽山登山道鳥居

御嶽石碑

登山道に入ってすぐに「展望台」の案内があったので、とりあえずそこに向かうことにした。

案内図

遊歩道をしばらく歩くと、展望台が見えてきた。
展望台

展望台からは、晴れていればこのような山々が見えるはずなのだが、

見えるはずの山々

実際の景色は・・・・

実際の山々

あ〜残念。

しばらく静かな(ほとんど人が来ないので、聞こえるのはウグイスの声ばかり)展望台でのんびりしたあと、再び遊歩道をふらふら歩く。
遊歩道と言っても、こんな罠があちこちに存在しているので、注意が必要だ。(笑)

遊歩道

遊歩道をしばらく歩くと遥拝所の前に出た。
ここでお参りもせず、写真を撮る。

遥拝所

なんて信仰心がないんだ。>自分
遥拝所のそばに「木曽御嶽山絵図」の看板を見つけたが、その綺麗さにしばらく見入っていた。

木曽御嶽山絵図

# あとから気づいたんだけど、駐車場のところにもありましたね。

この時、時刻は12時半、皮パンとブーツでさらに山頂まで行くつもりはない。
戻りは砂利道をまっすぐ帰る。
砂利道の途中には大黒天が奉ってある。

大黒天

ここでもお参りはせず、写真だけ撮る。

駐車場まで戻り、自宅用の土産を買い、13時過ぎに帰路に就く。
遊歩道を散策中は雲が多かったが、山道を下るにつれて青空が見えてきた。
これから下る道路(往きに登った道とも言う)はこんな感じ。

ワインディングロード

下るにつれて、天気がどんどん良くなってくる。

風景

山の上でこれくらいの天気だったら良かったのになぁ。

さらに下ると、「新滝」と「清滝」と言う滝がある。
「新滝」の方は、道路からすぐのところからこのような写真が撮れたが、

新滝

「清滝」は、滝のそばまで行こうとすると、結構歩かなければならないようなので、道路脇からの写真だけ。

清滝


さあ、そろそろネットに載っていた蕎麦屋が見える頃だ。
あー見えた見えた。

木亭

え、「準備中」?
この蕎麦屋のホームページでは「そばがなくなりしだい閉店」と書いてあったが、時刻はまだ14時だ。
ホームページには「不定休」とも書いてあったが、平日は休みなのだろうか?
残念だがスルーせざるをえない。

もう少しで国道19号というところで、こんな看板を見つけた。

看板

まっすぐ行くと、朝通った道だが、右に曲がっても19号に出られそうなので、帰りはこちらにする。
途中、工事中の場所があったが、割合走りやすい道で、国道19号を走るよりはずっといい。

そして国道19号に出てからが眠気との戦いだった。
ペースとしては悪くないのだが、前の車と連なって走ると、いきなり眠気が襲ってくる。
# まじで、何回か意識が飛びかけた。
やばいやばい。
ヘルメットの中で大声を出しつつ、何とか「道の駅 賤母」に到着。
さっき蕎麦を食べ損なったので、ここに寄った時にいつも食べるフランクフルトを食べよう。

フランクフルトの屋台

ここも休みかいっ!
平日は、道や目的地は比較的すいているんだけど、お店も休みだったりするので、一長一短だなぁ。

もうここまできたら、昼食を取るのはやめて、自宅までノンストップで帰ろうか。
# 若干、ガソリンの残量が不安だが、リザーブになってから考えよう。
再び国道19号を走り、中津川ICから中央自動車道に。
そして恵那ICを過ぎてしばらく走った頃・・・ポツポツポツ、ザーッ。
雨が降ってきた。しかも、結構本降り。
体や車体はともかく、今日はカメラ機材を背負ってるんですけど〜。
リュックにはレインカバーが付いているけど、走行中はカバーをかけることができない〜。
次のPAまではまだ何キロもある。
ペースを上げ、やっと屏風山PAに到着。
雨宿りしながら駐車場の方を見ると、降り方が半端じゃない。

大雨

おんたけでお参りしなかったのがいけなかったのだろうか?
自宅に電話してみると、自宅付近では全然降っていないとのこと。
しばらく待っていればやむだろうと思い、遅ーい昼食を取る。
# 結局、この日の昼食は何の変哲もない親子丼となりました。

30分ほど待っていたら、ようやく雨がやんできたので出発。
念のため、リュックにレインカバーをかけたが、予想通り、これ以降、降られることはないのであった。
心配していたガソリンも途中で給油することなく、自宅近くのGSまで一気に走りきり、給油して17:30に自宅に到着。

走行距離 327km、平均燃費 19.0km/l でした。
# 最近、結構燃費いいんだよなぁ。なぜ?

追伸:
ここ数年、近くの物が見えにくくなってきた。
# 一般的には「老眼」と言う。
ツーリングマップルの文字はかなり小さいので、信号待ち中の確認が以前より困難になったのを実感している。
大きな文字の地図に変えないとダメかな。(笑)

さらに・・・今回も、ツーリングから2週間以上経ってからのアップになってしまいました。
文章書くのが遅くてすみません。m(_ _)m


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