香嵐渓&五平餅食べ比べツーリング (2005/11/24)

今年の香嵐渓ツーリングは、年休を取って行くことにしました。
事前に香嵐渓の様子を調べてみると、地球温暖化の影響かまだちょっと早いようだ。
しかし、すでに年休申請を出してあるので、多少早くても行くのだ。
# はっきり言えば、別に香嵐渓が紅葉していなくても、行き帰りの道が楽しければOKなのだ。

今回はソロツーリング。
かおりさん(実名)と吉田氏(実名)も誘いましたが、二人とも寒さに負けたようです。(推測ですが)
さて今回の目的は何にしよう、と考えていたら、前に行った「どどめきの里」の五平餅を思い出したので、各所の五平餅の食べ比べをすることにした。

さて、ツーリング当日、晴れていて気持ちの良い一日になりそうだ。
8時半前に自宅を出発。まず愛岐道路を目指す。
市街地を抜けて愛岐道路に入る手前で、「ショベルカーを載せたトレーラー」の後ろについてしまう。
このままついていっても、ストレスが溜まるだけなので、早々にバイクを路肩に停めて写真撮影。

愛岐道路からの眺め

市街地からそれほど離れていないのにこれだけの景色の中を走ることができるのは幸せなことだ。

写真撮影も終わり、車を何台かやりすごしてから再出発。
昨年までは、瑞浪まで国道19号を走っていたが、今回は県道66号で瑞浪まで行くことにした。
地図を見ると県道66号沿いには道の駅もあるのでトイレ休憩にもってこいだ。
多治見から県道66号に入る。しかし、地図上ではすんなり入れそうなのだが、ツーリングマップルでは地図が小さいことと、実際は一方通行の道が多かったので、2回も違う道に入ってしまった。
# 方向音痴? > 自分
次回は道を間違えずに行けるだろうか。

ようやく県道66号に入って道の駅を目指す。
ツーリングマップルには「道の駅土岐」と書いてあるが、着いてみると「どんぶり会館」と書いてある。
そういえば、建物自体もどんぶりの形だ。
中に入ると美濃焼のどんぶりや茶碗が所狭しと並んでいる。

どんぶり会館の中

食器だけでなく小物もたくさんありなかなかおもしろいので、また改めて来ることにしよう。
なお、入り口にはこんなメニューもあった。

どんぶり会館メニュー

「どんぶり持ち帰りOK」って・・・いいですねぇ。
でも昼食には早いし、ソフトクリームを食べるには寒すぎるし・・・やっぱり今度車で来よう。

トイレに行ってからどんぶり会館を出発。
瑞浪でいつもの県道20号に入る。
信号待ちで前の車の後に停まったとき、何か違和感を感じた。
あれ、車のトランクに反射しているはずのヘッドライトが光っていない。
うそ。バルブ切れ?
朝、出かける時は点いていたのにぃ〜。
どうしようかな。矢作ダムのところでバルブ交換しようかな。
などと考えながら走っていると、今度は前方にパトカーが・・・
泣きっ面に蜂とはこの事である。
# いや、別に捕まったわけではないんだけどね。
しばらくパトカーの後をゆっくり走る。
気持ちいい道だけにちょっと残念。
それでも10分ほどで道を逸れていった。

そして10時半頃、矢作第一ダムに到着。
すぐにバルブ交換を開始する。
いつもヘッドライトを外してバルブを替えるのだが、今回はカウルも外さずに交換してみた。
どこかで「カウルを外さずに交換できる」というのを見たような記憶があったので試してみたのだが、やりにくいったらありゃしない。(何度かバルブを落としそうになった)
20分くらい格闘して何とかバルブ交換完了。
バルブを見ると、見事に切れていた。

切れたバルブ

後日サービスマニュアルを見てみたら、やっぱりヘッドライトを外すように書いてあった。(^_^;

しかし、今日はバイクが少ないなぁ。

少ないバイク

去年は日曜だったこともあってここにはバイクがうじゃうじゃ停まっていたのに今日は1台も停まってなくて(写真に写っているのは酒匂のバイク)、見かけたのはバルブ交換中に通り過ぎた1台だけ。
平日の香嵐渓ツーリングは久しぶりだからよく憶えていないけど、こんなに少なかったっけ?

いつものように、トイレを済ませて出発。
今日はダムの上で工事をしていて通行できないので、さらに上流を廻って対岸に渡ることにした。
細い橋を渡って対岸へ。

橋の上から

対岸に渡ってから道を下っていると、途中の道路脇にバイクの残骸が・・・

バイクの残骸

うわぁ、ぐしゃぐしゃだ。
ああならないように気をつけなきゃ。
ただでさえ遅いペースが一層遅くなる。
# 自宅で写真をよく見てみたら、マフラーは4輪のものですね。
# ここはゴミ捨て場?

次の目標は「どどめきの里」。
1999年の香嵐渓ツーリングで五平餅を食べに寄ったところだ。(「香嵐渓ツーリング '99」参照)
前回は確か道沿いに看板があったように記憶しているが、県道357号との分岐点に着いても看板はなかった。
直前で工事中の所があり迂回させられたから、もしかしたらその工事中のところに看板があったのかもしれない。
県道357号をしばらく走ると、左側に看板発見。

どどめきの里の看板

「どどめきの里」という文字が消されているように見える。
6年前の店が今もあるか不安になってくる。
しかし、ありました。「どどめきの里」

どどめきの里

以前と変わらず、おばあちゃんたちが働いているし、五平餅もちゃんと売っている。

五平もちの看板

「五平もち」の前に「大」と書いてあるぞ。
さっそく「大五平もち」を注文。
しばし待った後、渡された五平餅は、看板に偽りなく、こんなに大きかった。

どどめきの里の五平もち

ほとんどバイクと同じ大きさ・・・って酒匂の文章が偽りです (^_^;
それでも、この五平餅はかなり大きく、これで200円は安いぞ。
たれはゴマみそで、きざみネギが味を引き締めている。

五平餅を食べ終わってから、周りを見回してみると、どどめきの里の建物の横に、小さな池を発見。

金魚がいる池

金魚も泳いでいるが、

一升瓶がいる池

一升瓶も泳いでいる。(笑)

また、こんな手書きの看板もあった。

象の看板

「五平さん」というのは、「五平餅」の事だろうか?
それにしても、なぜ「右から左に」書いてあるのだろう。「どどめきの里」は「左から右」なのに。
「おいしいゾウー」というオヤジギャグも素敵。

さらに「どどめきの里 しだれ桜」も発見。

しだれ桜

今は秋なので、葉っぱも花もない状態だが、春になったら来てみてもいいかもしれない。

「どどめきの里周辺の探検」も終わり、いよいよ香嵐渓に向けて出発。
国道153号に出てしばらく走ったところで、トラックの後ろについてしまったが、それ以外は順調で、渋滞も最後の5分くらいだけだった。

12時過ぎに香嵐渓に到着し、昨年同様、一番近くのメイン駐車場に停める。
平日なので、昨年より人が少ないかな、と思っていたら、観光バスだらけで人がうじゃうじゃいる。

観光バス

人混みの中を歩いていき、とりあえず撮影。

もみじ

やっぱり香嵐渓はもみじがきれいだ。

そして、待月橋の手前で恒例の渋滞。
係員が整理しているが、人が多すぎてままならない。
「橋の上で写真撮影はしないでください」と係員が叫んでいるのに、前を歩くおばちゃんは平気で撮影している。
それも撮影のたびに立ち止まるからたちが悪い。
橋を渡りきったところで、さすがに係員に注意されて、一応謝っていたが、実は全然気にしてないんだろうな。

今年の紅葉は暖かい気候のためちょっと色づくのが遅く、かえでは緑が混ざっているものもちらほら残っていた。
しかし、イチョウは一番いい時期だったと思う。

イチョウ

時々風が吹くと、イチョウの葉がはらはらと舞い落ちて、それもまた風流。

(豆知識)
先日テレビで知ったんですけど、 「もみじ」って紅葉する木全体の事を言うんですよ。
今まで「もみじ」=「かえで」と思ってました。
# 昨年のレポートを見るとよくわかります。

今回のツーリングは、「五平餅食べ比べ」が目的だったため、昨年買った「zizi工房のフランクフルト」は買わないつもりだったが、行列が短かったため、ついつい並んで買って食べてしまった。
# しかも2本も。
その後、五平餅を買って食べることにする。
# フランクフルトのおかげで、ちょっとおなかがふくれちゃっていたけど。
五平餅を売っている店は何店かあったが、今回はこの店で購入。

香嵐渓の五平もち屋

ここの五平餅は、大きさ、たれ、ともに、どどめきの里のものに近い感じだ。

香嵐渓の五平もち

ただ値段が320円なので、ちょっと割高感がある。
# 観光地価格なのでしかたないか。

五平餅も食べたし、さて、帰るとするか。
待月橋まで戻ったとき、目に入ってきたのは、「駐車場から来る人たちの待月橋を渡るための長〜い行列」だ。

待月橋の混雑

画像ではちょっとわかりにくいが、行列の最後尾が見えないくらい長い。
さっき自分が通ったときは、橋のすぐ手前まではすんなり行けたが、今だったら相当待たなければならないだろう。
まだ混んでいない時に橋を渡ることができてラッキー!

13時半頃、香嵐渓を出発し、いつもの通り、国道153号を名古屋方面に向かう。
これもいつもの事ながら、反対車線は渋滞、渋滞、渋滞。
こちらの車線は、交通量はそれなりにあるものの、順調に流れている。
猿投グリーンロード入り口のところは、昨年同様直進して県道355号に入る。

すすき

これは途中の風景。
すすきの草原がいい感じである。
# ほんの少しの区間だけどね。

国道419号に向かうために曲がらなければならない交差点、昨年は曲がるところがわからなかったが、今年は迷わず曲がることができた。
# 多少は学習しているようだ。 > 自分

国道419号で右折し、小原村に向かう。
もちろん四季桜を見るためだ。
昨年寄った松月寺が近づいてきた。
しかし、かえでは鮮やかそうだが、四季桜があまり咲いていないようだ。
そこでここを通り過ぎて、いつも通るたびに気になっていた「四季桜まつり会場」に寄ることにした。
四季桜まつり会場についてみると、なんてことはない。グラウンドにテントが立っていて、そこにいくつかの店が出ているだけだ。(失礼)
四季桜はグラウンドを取り囲むように立っているが、やはり花はあまりついていない。

四季桜

近くでよく見ると、「つぼみがちょっとついているが、咲いている花はすでに散りかけ」みたいな感じだった。
案内所のおばちゃんに「今年はまだ見頃には早いの?」と聞いてみたところ、「これからまだ咲くかもしれないけど、これ以上咲かないかもしれない」とのこと。
年によって咲き方が違うようだ。
# 昨年は見事だった。
ちょっと残念だが仕方ない。

四季桜まつり会場をあとにして、国道419号を再び北上する。
国道363号で左に曲がり、国道248号を目指すのだが、そのあたりで小雨が降ってきた。
まぁ、降ってるか降ってないかわからない程度の小雨ではあったが、その後10分くらい降り続けていた。
左折してから国道248号までは信号もほとんどなく、後半は峠越えもあったりして、前に車さえいなければ、結構楽しい道である。
この日は気分が乗っていたので、前の車に追いついてはパスして、ずっと気持ちよく走ることができた。
# おいおいっ
峠越えでは前を走るトラックに道を譲ってもらったし。

国道248号に入り、もうすぐ多治見、というところでちょっと渋滞。(いつものことだが)
いつもは多治見ですぐに愛岐道路に入るのだが、今年は五平餅のために寄り道をする。
多治見市に永保寺というところがあるのだが、ここの駐車場で五平餅を売っているのだ。
# 実は2週間ほど前に家族で行って、そのときに見つけたのだ。
15時半頃、永保寺の駐車場につくと、ここにも観光バスが4台ほど停まっていた。
確かに 寺は結構有名なところらしいが、駐車場はさほど広くないし、駐車場までの道もそれほど広くはない。
駐車場から 寺まではちょっと歩くのだが、そこにはあきらかに観光客のご一行が・・・
できるだけそのグループのそばに近寄らないようにしながら、紅葉を楽しむ。

寺へ降りる坂

この道を下っていくと、こんな景色が待っている。

永保寺1

永保寺2

(注)これは本堂ではありません。本堂は火事で焼けてしまい修繕中でした。

しかし、日が落ちてきてちょっと寒くなってきたので、早々に駐車場に戻ることにした。
戻る途中、観光客グループと一緒になってしまった。
いやな予感がする。
予感は大当たり。
五平餅の店は、夫婦(だと思う)2人でやっている小さい店だが、そこに観光客が集中する。

永保寺の五平もち屋
(この写真は混雑が去った後に撮った写真です。念のため)

駐車場に戻る時間をずらせばよかったのだが、寒くなってきたから早めに帰りたかったのだ。
しかたがないので、並んで五平餅を買うことにする。
が、しかし、さすがおばちゃん。
「並ぶ」と言ってもちゃんとした列になっているわけではないので、横から平気で「3本ちょうだい」などと叫んで先に買っていってしまう。
極めつけは、「5本を4皿」(つまり20本)を一度に買ったおばちゃん(当然割り込み)だ。
さすがに腹がたったが、気の弱い私はおばちゃんパワーの前に為すすべもなかった。(まわりもおばちゃんだらけだし)
20本もあると焼けるのに時間がかかったが、それでもようやく五平餅を買うことができた。

永保寺の五平もち

ミニサイズで、五平餅というより「だんご」に近いが、1本100円なので、ちょっとだけ食べたい時にはいいかもしれない。
ちなみにたれはクルミだれだ。

五平餅を食べ終わる頃には、観光バスも全部出ていって、駐車場は静かになっていた。

あとは自宅に帰るだけである。
いったん国道19号に出て、国道248号を通って愛岐道路に入る。
前を車が走っているのでそれについてゆっくり走る。
そして国道155号を通りガソリンスタンドで給油してから17時前に帰宅。

走行距離215km、平均燃費17.3km/lでした。
(ツーリング直前のキャブ調整に失敗したのか、思ったより燃費が伸びなかったなぁ)


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