春の香嵐渓ツーリング (2006/5/21)
5月21日、日曜日、今日は初対面の人とのツーリングである。
この人は山口氏(実名)と言い、酒匂のホームページのツーリングレポートを見てメールをくれた人で、自宅が比較的近かったので、「じゃ、一緒にツーリングでも」となった次第である。
天気は快晴。
前の週はほとんど雨、前日も晴れていたが時折にわか雨が降る、という天気だったので少し心配していたが、そこは晴れ男なので当日はきっちり晴れてくれる。
# もちろん雨が降っていたらツーリングは中止にしていたが。
集合場所・時間を「春日井IC出口に9時半」としたので、自宅出発は9時15分とかなりゆっくり目。
その分山口氏(実名)には早く自宅を出発していただいているので申し訳なかったが、今回のツーリングは「春の香嵐渓ツーリング」で、いつものルートで香嵐渓に行くので、こちらまで来ていただいたのだ。
集合場所には5分前くらいに着いたが、山口氏(実名)は既に到着していた。
# 本当に申し訳ない。
山口氏(実名)から「高蔵寺在住の友人に渡したい物があるので高蔵寺の消防署前に寄ってもらえないか」とお願いされたが、高蔵寺の消防署前はツーリングルート上なので、全く問題はない。
消防署に行くまでの道中で気が付いたが、山口氏(実名)は信号待ちの度にエンジンを止めている。
う〜む、どうやら山口氏(実名)はエコな人らしい。
(酒匂の場合、以前、エンジンをかけようとしても全くかからなくて、30分以上格闘したあと、なぜかわからないがエンジンがかかった、という経験があり、それが頭の隅に残っているので、エンジンを切る、ということに少し抵抗があるのだ。)
消防署前に着くと、友人氏は既に待っていた。
友人氏は以前CBR1000RRやらVTR1000SP1やらに乗っていたそうで、山口氏(実名)は「サーキットの走行会の時の写真」を渡していたようだ。
# 友人氏は現在は二輪に乗っていないらしい。残念。
9時45分頃、友人氏をあとに出発する。
ほどなく愛岐道路に入るが、前に車がいるので、のんびりと流す。
暑くもなく寒くもなく、また木々の緑もきれいで、まさにツーリング日和だ。
愛岐道路を抜け、県道66号に入る。
前回はこの付近で曲がるところを間違えてしまったが、今回は大丈夫。
どんぶり会館でトイレ休憩。
ここでしばし山口氏(実名)とバイク談義。
山口氏(実名)のバイクはライムグリーンのZRX1200R。
最近、ジムカーナを始めたそうで、バイクやヘルメットにジムカーナでこけたときの傷がついている。
マフラーもDevilをつけていたそうだが、傷がついてもいいように純正に戻したとか。
突然、山口氏(実名)から「時計はマジックテープで付けていたのでは?」と聞かれる。
うぅ、ホームページをしっかりチェックされている。
以前は、「時計をマジックテープで取り付け」ていたが、今はこのようにクラッチ液のリザーバタンクに巻きつけてある。
以前の位置では視線の移動量が大きいので、ずいぶん前から今の取り付け方にしているのだが、ホームページは更新していなかったのだ。
これを機会に更新しておこう。
こちらからも山口氏(実名)に質問。
信号待ちでのエンジンストップの件もあり、燃費を尋ねてみると、「17〜18km/L」との答えが返ってきた。
自分のZRX1100は普段「14km/L前後」・・・排気量小さいのに燃費が悪い自分のバイクって・・・・
気を取り直して(?)どんぶり会館を出発。
県道20号→国道363号→県道11号と走っていく。
だんだん交通量も減っていき、県道11号線に入ってからはほとんどフリー状態。
とは言っても、1車線と2車線が交互に現れる上に、時々対向車が来るので、ペースはさほど上がらない。
# 気分はいいので、ストレスは全くないけど。
唯一残念だったのは、矢作ダムに上る道に入ったときに、すぐ前に4輪がいたくらいか。
11時半頃、矢作第一ダムに到着。
そこにはバイクと車が数台いた。
時折、バイクや車が通るが、それ以外はとても静かである。
以前(15年以上前)は、土日は走り屋が集まってきていたが、コーナーにでこぼこがつけられてからは少なくなったのかな。
車の人はベンチでお弁当を食べていたりして、のんびりムード全開である。
# ここは自販機や売店は一切ないので、ここでお弁当を食べたい人は、飲食物の持ち込み必須。
ダムの写真を撮っている山口氏(実名)を撮影。
15分くらいの休憩の後、矢作ダムの上を渡り、対岸を下る。
そして県道19号を通って国道153号に向かう。
途中、あきらかに作られて間もないようなきれいな道があった。
確か去年はなかったような・・・そういえば工事中のところがあったっけ。
きれいなのはいいんだけど、、まっすぐだとあまりおもしろくないんだよなぁ。
国道153号に入ってから香嵐渓までは目と鼻の先。
特に渋滞することもなく12時過ぎに香嵐渓に到着。
駐車場を見ると、秋はあんなにたくさんいた観光バスが全然いない。
駐車場から川に出る道も、屋台がまったくなくて、まるで別の道のようだ。
# そういえば、秋以外に香嵐渓に来るのは初めてか。
待月橋もほとんど人がいない。
ちなみに秋はこんな感じ。
川辺では、バーベキューや水遊びをしている家族もいるし、なんてのどかなんだろう。
あ、泳いでる人もいる。
昼食は、川沿いの店で「山菜川魚定食(1,800円)」なるものを注文した。
これが「山菜川魚定食」だ。
「山菜川魚定食」を食べる山口氏(実名)。
この「山菜川魚定食」は決して不味いわけではないのだが、値段を考えると、ちょっとね・・・
でも、店のおばちゃんはいい味を出してた。
隣のテーブルのお父さんが連続でくしゃみしたところ、奥から出てきたおばちゃんが我々に向かって「花粉症かね?」と声をかけてきたりね。
食事が終わってから、ここからのルートを2人で検討し、国道420号→国道473号→国道301号で道の駅「つくで手作り村」に行くことに決定。
香嵐渓からは山口氏(実名)に前を走ってもらう事にした。
# だって、道がよくわからないんだも〜ん。
国道420号から国道473号への分岐点は、地図を見ていたがよくわからなかった。
山口氏(実名)は何のためらいもなく曲がっていく。
やっぱり前を走ってもらって正解だった。
途中、国道301号を走っている時にモンキー軍団とすれ違った。
台数は・・・20〜30台はいたのではないだろうか。
その中の1台とすれ違う瞬間、そのモンキーは砂利にタイヤを取られてこけたように見えたが、彼(彼女?)は大丈夫だっただろうか?
そういえば、この日は「道路を横断している毛虫」が何匹かいた。
轢きたくはないのでよけていたが、コーナリング中に踏んだらこけていたかも。
田原で右折してしばらく走ると、道の駅「つくで手作り村」に到着。
ここにはたくさんのライダーがいた。
# バイク専門の誘導員までいたくらいだ。
ここは本宮山スカイラインの入り口にほど近く、そっちに行くバイクも結構いる。
山口氏(実名)によると、本宮山スカイラインは無料になったらしい。
15年以上前には時々来ていたけど、無料になっていたとは知らなかった。
今度走りに来てみよっと。
この道の駅には、「とんちん館」という施設が隣接しており、どうやら、何かの体験ができるようだ。
# 何の体験かはわからないが。(笑)
家族で来てみてもおもしろいかもね。
そろそろ山口氏(実名)とのツーリングも終盤にさしかかる。
ここからどういうルートにするか、2人で話し合う。
再び香嵐渓の方に行っていつものルートで帰るのは、時間的にちょっと厳しい(翌日仕事なので)ので、ここから豊川ICに向かうか、蒲郡ICに向かうか、のどちらかを考えていた。
山口氏(実名)は豊田にあるショップに寄りたいらしいので、ここで解散かな、と思っていたが、ふと山口氏(実名)の地図(2006年版ツーリングマップル)を見てみると、豊田付近に南北に走る有料道路がある。
この有料道路は「東海環状自動車道」だったわけだが、自分の地図(2001年版ツーリングマップル)には載っていないため、ルートの選択肢として全く考えていなかった。
東海環状自動車道を使えば、時間はかなり融通が利く。
結局、国道301号を西に向かい、豊田市に入ったところで山口氏(実名)は南に、私は北に向かい豊田松平ICで東海環状自動車道に乗ることにした。
また山口氏(実名)に先行してもらい国道301号を走る。
最後にコンビニかどこかで最後の休憩(というか挨拶)をしたかったが、停まる所を見つける前に分岐点に着いてしまった。
山口氏(実名)とはここでお別れである。
高速に乗ってすぐ「鞍ヶ池公園ハイウェイオアシス」の案内表示があったのでこのPAに入る。
「ハイウェイオアシス」と言うだけあり、だだっ広くて、PA内の移動用にこんなバスが走っていたりする。
ここも今度家族で来てみようと思う。
このPAによったのは、東海環状自動車道が土岐で中央道に合流することはわかっていたが、途中で降りたときにどこに出るのかわからないため、そのあたりがわかる地図をゲットしたかったためだ。
しかし、残念ながら地図は置いていなかった。
しかたない、今日は途中で降りずに春日井ICまで行っちゃえ。
東海環状自動車道は空いていたが、中央自動車道に入ると結構交通量が多い。
と言っても渋滞するほどじゃないけど。
ほどなく春日井ICに到着。
バイクでは初めてETCカードで料金を支払う。(ちょっと緊張した)
でも、結局、通行券やETCカードを係員に手渡ししなければならないので、メリットはほとんどない。
早くバイクに搭載できる「小型の」ETC車載機を市販して欲しいものだ。
自分の4輪に載っけてるP社のETC車載機のように、本体とアンテナ部が分離しているようなものなら、アンテナ部の防水だけ考えればよさそうなんだけどなぁ。
春日井ICを降りて、自宅近くのGSに寄った。
高速道路を走っていて何度か燃料計を見ていたら、針の動きがなんか速い気がして、GSに着いたときの針の位置から、結構ガソリンが入ると思っていた。
「今日はツーリングだから普段より燃費はいいはずなのに」と思いながらガソリンを入れてもらったら、思ったよりガソリンは入らなかった。
走行距離246km、平均燃費 19.6km/Lだった。
燃料計の針の位置の割に、燃費が良かったのは、GW中の整備でタンクの脱着をしたときに、フロートの浮き具合が変わっちゃったのかもね。
自宅に5時過ぎに到着して、本日のツーリングは終了。
追伸:
その後、「ツーリングマップル中部北陸2006年版」を買っちゃいました。
以前のツーリングマップルより縮尺が小さくなったので、ちょっと見づらいけど、存在する道が載っていないのは致命的なので・・・
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